施主代行方式

施主代行方式

一般的な建物の請負契約は、お施主様と施工業者が直接契約しますが、JAグループが施工業者とお施主様の間に入り請負契約事務を代行します。一般的な請負契約では契約時に手付金(着手金)を支払うケースが多いですが、JAグループが行う『施主代行方式』による契約では手付金(着手金)は不要で、出来高払い(施設建設契約の場合、原則として全3回。営繕・リフォーム等は完成引渡後の一括払い)でのお支払いとなります。
図面見積り審査、工事期間中も施工業者の社内検査と別にJAの検査員(一級建築士)による検査も行いますので安心・お任せいただけます。

安心・お任せのステップ

  1. ご相談
    税金対策や大切なご資産である土地活用のご意向を伺いながらご提案させていただきます。
  2. 業者選び
    実績、社会的信頼性のある優良な施工業者をプランに合わせてご紹介させていただきます。
  3. プラン作成
    事業地周辺の環境、将来性などをお施主様と共にプラン作りを進めさせていただきます。
  4. 融資・返済計画の検討
    JA支店と一体となり、ご資金計画作りのお手伝いをさせていただきます。
  5. 建築図面・見積書の審査
    施工業者が作成した図面・見積書が適正かどうかをJAグループの建築士が「JA設計基準(※)」を基に審査します。
    (※)施工業者の設計基準とは別に、建物利用者の安全性向上・快適性向上、さらに建物の耐久性の観点から定めたJA独自の基準
  6. 最終打合せ
    委任契約締結前に工事概要、建築費等をご確認いただきます。
  7. 契約
    ⑥でご確認いただいた内容にて委任契約書類へのご記入をいただきます。
  8. 着工
    建物の配置、地盤の高さ設定などを確認いただきます(地縄確認)
  9. 工事検査
    配筋検査、建方検査、木工検査、完成検査をJAグループの建築士が行い、結果について報告書をお届けいたします。
  10. お引渡し
    JAグループの建築士による完成検査、検査後の手直し状況を確認のうえ、お引渡しいたします。
  11. アフターサービス・リフォーム
    不具合や建物維持に関わるメンテナンス工事のご相談を承ります。

建築工事の総合補償

万が一、施工業者の履行不能により工事を契約どおり完成させることができなかった場合、別の業者を選定し、原則として原契約内容による工事の続行、完成をさせるための差額(増額費用)を補償します(工事履行保証)。
また、完成引渡後、施工業者(※一部業者を除く)の倒産など施工業者が債務を履行できない場合でも契約不適合部分の修復に関する費用を補償します(瑕疵担保保証)。
※工事履行保証、瑕疵担保保証には補償限度額、補償期間があります。

 

支払い代金の保全措置

支払いは工事の進捗状況に応じた出来高払いです。

 

テクニカルサポートシステム

施主代行方式を技術的側面から支援するシステムです。
長年の実績経験から設定している「JA設計基準」に基づき図面・見積書の審査や、「JA施工基準」に基づく施工段階ごとに全5回の検査をJAグループの一級建築士が行います。業者の社内検査とは別にJA施工基準に照らした検査により、お施主様に安心・安全をお届けします。
※JAの工事検査は建築士法に規定される工事監理を実施するものではありません。


1地縄検査
設計図の建物建築位置や地盤の高さ設定等を検査
2配筋検査
建物基礎となる鉄筋が図面どおりに施工されているか検査
3建方検査
構造部材が適正に施工されているか検査
4木工検査
大工工事完了後、床、壁、天井下地が適正に施工されているか検査
5完成検査
建築会社の社内検査後、仕上げの状況(汚れ、傷等)や建具・設計機器の作動状況等を検査

竣工・お引渡し

一括借上げシステム

竣工した賃貸施設を一括して管理会社が借上げ、入居募集、建物の維持管理を行うシステムです。